健康食品業界の裏側のイメージ

アレルライトハイパーは「花粉症に効く」といった効果について

公式サイトに一切具体的に書いていません。

 

アレルライトハイパー公式サイトから引用「春や秋、また年間を通して感じやすい悩みに」等

日清食品の公式サイトに書いてあるのは

* 「春や秋、また年間を通して感じやすい悩みに」
* 「気になって集中できない」
* 「ボーっとして仕事がはかどらない」

こういったいかにも「花粉症のことを指しているような言葉」が書いてあるだけです。

 

以前はこういう健康食品の効果って、花粉症に効くとかちゃんと書いてあったと思うのですが・・・

もしかして、書くと嘘になる程度の効果しかないのでしょうか?

 

あの日清食品の売ってるアレルライトハイパーが詐欺商品だなんて信じられませんが

事実はどうなのか?

調べてみたところ、法律が変わったことによる業界の裏事情が見えてきました。

 

花粉症に効くと書くと法律違反のワケ

健康食品の商品説明に関する法規制が近年厳しくなり、サプリメントが花粉症に効果があると書くと法律違反になりました。

もちろん乳酸菌サプリメントのアレルライトハイパーも花粉症に効果があると書くとアウトです。

 

実は、健康食品に関する景品表示法の取り締まりが近年厳しくなり、医薬品でないのに健康に良いという表現、例えば「糖尿病、高血圧、動脈硬化の人に」や「肥満の解消」といった表現はアウトになりました。場合によっては営業停止等の厳しい処分もあるそうです。

そして、アレルライトハイパーは「医薬品」ではなく、健康食品(乳酸菌サプリメント)なので、花粉症に効く、花粉症が治る、花粉症が収まる、といった表現は「健康食品に関する景品表示法」違反となります。(いまの日本で日清食品が営業停止になったら尋常ではない大惨事ですね。あのカップラーメンも品薄になるかもしれません。)

 

でもアレルライトハイパーの効果は日清食品の「別の」公式サイトに書いてます。

健康食品が花粉症に効くと書くとアウトなことは分かりましたが、遠回してフワッとした口コミではなく、実験結果などで花粉症に効くことが日清食品の公式サイトとかに書いてないのか調べたところ

(購入者の側からすると、どういう根拠で効くと言ってるのか気になりますからね。)

 

日清食品の研究所のリフレクト乳酸菌(T-21株)についての公式サイトがありました。

ほらやっぱりあるじゃないですか。これは苦肉の策ですね。

 

あくまでアレルライトハイパーの効果ではなく、とある乳酸菌の実験結果を書いているだけなので、ギリギリ大丈夫ということでしょう。

 

この研究所公式サイトの実証データを見ると、リフレクト乳酸菌 (T-21株) を含む食品を摂取した被験者は、花粉症を悪化させる血液中の免疫細胞である2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)が減少していることが分かります。

 

この他、アレルライトハイパーの効果として、アトピー肌(アトピー性皮膚炎)の改善効果も期待できるという話はこちらの記事「アレルライトハイパーはアトピー肌にも「効果アリ」なのかガチで成分を調べてみた

効果については、リフレクト乳酸菌(T-21株)に関する特許庁の公式サイトを見てもよく分かるという話はこちら記事「リフレクト乳酸菌(T-21株)の特許庁HPの特許全文を読んだので要点だけ説明する

 

【実証データ抜粋】

例年スギ花粉症に悩まされている被験者19名にリフレクト乳酸菌 (T-21株) を含む食品あるいは含まない食品(プラセボ食)を4週間摂取してもらいました。その後、花粉を散布する部屋で3時間過ごしてもらい、その症状について比較解析しました。

その結果、プラセボ食を摂取した時に比べて、リフレクト乳酸菌 (T-21株) を摂取した時は、「鼻づまり」、「鼻のかゆみ」、「くしゃみ」などが緩和されていることがわかりました。

 

通年性鼻炎を発症している被験者23名を2群に分け、11名にはリフレクト乳酸菌 (T-21株) を含む食品、もう一方の12名にはリフレクト乳酸菌 (T-21株) を含まない食品(プラセボ食)を摂取してもらいました。その結果、リフレクト乳酸菌 (T-21株) を摂取した被験者では、摂取前に比べて「鼻粘膜の腫れ」が緩和されており、またプラセボ食を摂取した被験者に比べても軽減していることが明らかになりました。「鼻粘膜の赤み」もリフレクト乳酸菌 (T-21株) を含む食品を摂取した被験者では、摂取前に比べて改善していました。さらに、リフレクト乳酸菌 (T-21株) を含む食品を摂取した被験者は、花粉症を悪化させる血液中の免疫細胞である2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)が減少していることもわかりました。

 

>>>リフレクト乳酸菌(T-21株)に関する日清食品の公式サイト

【トップビュー】

【実証データ】

 

 

詳しい法律の話

消費者庁が平成28年6月に作った『健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について』という冊子を読むと

「アレルギー症状を緩和する」という効能については、医薬品的な効果効能なので、医薬品としての承認を受けない限り、表示の仕方うんぬんを問わず、表示できないと明示されてます。

(つまり、医薬品でないレルライトハイパーが花粉症に効果があると公式サイトに書くと、問答無用で景品表示法とか、医薬品医療機器等法にアウトなことが明示されているのです。)

 

引用元:健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について(冊子)[PDF:3.8MB]

【公式サイトURL】
健康や栄養に関する表示の制度について|消費者庁

【PDFリンク】

健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について(冊子)[PDF:3.8MB]
健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について(要約版)[PDF:2.3MB]

 

最後に

アレルライトハイパーは日清食品が花粉症に効果大であることを発見した「リフレクト乳酸菌(T-21株)」を含む、乳酸菌サプリメントなのですが、残念ながらサプリメントなので、法律上、花粉症に効果があるとは書けません。

ちなみに、医薬品の許可を取るのはとても大変ですし、色々と販売上の規制もあります。よって、企業戦略として医薬品ではなく健康食品として売るのは理に適っています。

確かに、こんな遠回りな説明をされると何か気になるしモヤッとしますが、今後はサプリメントなどの医薬品以外の商品については、全部こんな表現になりますので、気にしない方が無難でしょう。

(もちろん詐欺商品を見分ける努力も必要ですが、日本のトップクラスの食品メーカーである日清食品の商品なので安心できそうです。)